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2018.09.30 Sun
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ザッカニーニのメイカーズ・ディナーのレポート

9月25日に開催しました「ザッカニーニのメイカーズ・ディナー」のご報告です。

なんだか想像以上に盛り上がり、みなさん笑顔でお帰りになられたことを嬉しく思っています。

楽しい時間を共有できたご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

 

Cantina Zaccagnini カンティーナ・ザッカニーニは、イタリアのアブルッツォ州にある家族経営のワイナリーです。

 

 

上の地図がアブルッツォ州。

イタリア中部のアペニン山脈の東側のふもとに広がります。

北にマルケ州、南にモリーゼ州、西にラツィオ州、そして東にアドリア海という位置関係。

 

65%にあたる州土が山岳地帯、33%は国立公園に指定されていて、平野はわずか1%ほど。

ブドウ栽培も盛んです。

「地中海性の温暖な気候と、日当たりのよい丘陵地帯でブドウはすくすくと育ち、山からの冷涼な風により良質のアロマが形成され」(プロフェッショナルのためのイタリアワインマニュアルより)ます。

 

カンティーナ・ザッカニーニは、Pescala ペスカーラの内陸に位置するBolognano ボロニャーノという町で、1978年に設立されました。

「ブドウからグラスまで、絶対的な品質で」をモットーに、自社畑のブドウから定評のある素晴らしいワインを造っています。

 

 

カンティーナ・ザッカニーニより、アジア地区セールス・マネージャーを務めるSonia Canfora ソニア・カンフォラ女史がご来店くださいました。

笑顔が明るくて素敵な女性。

快活なトークにみなさん引き込まれます。

 

実は今年の4月にソニアさんがお立ち寄りくださっていました。

1時間ほどの滞在でヴィニ・ラコントを気に入ってくださり、当店でメイカーズ・ディナーを開催する運びになったいう次第。

 

当店ではこれまでイタリア20州を順番に巡りながらワイン会を開催してきています。

アブルッツォ州はまだで、いつかテーマにしたいと思っていたのでちょうどよい機会でした。

 

 

ご用意したワインは5種類。

①Aster Rosé Vino Spumante Extra Dry N.V.  アステル・ロゼ EXドライ NV

ブドウ品種:モンテプルチアーノ

②Trebbiano d’Abruzzo 2016  クリスタル・トゥイッグ トレッビアーノ 2016

ブドウ品種:トレッビアーノ

 ③YAMADA Abruzzo Pecorino 2016  ヤマダ ペコリーノ 2016

ブドウ品種:ペコリーノ

 ④Montepulciano d’Abruzzo “dal tralcetto” 2015  トラルチェット モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

ブドウ品種:モンテプルチアーノ

 ⑤San Clemente Montepulciano d’Abruzzo Riserva 2013 サン・クレメンテ モンテプルチアーノ・ダブ ルッツォ・リゼルヴァ

ブドウ品種:モンテプルチアーノ

 

アブルッツォ州を代表する黒ブドウといえば、モンテプルチアーノ。

中部イタリアで広く栽培されていて、色調の深くよく熟した、程よいアルコール分とエキス分を備えたワインが造られます。

今回のワイン会ではロゼ・スプマンテを含む3本がモンテプルチアーノでした。

 

白ブドウで真っ先に上がるのは、トレッビアーノ。

世界各地で栽培されている品種です。

酸味が強く非常にフルーティーで、柑橘類を思わせる爽やかな果実味の楽しめるワインが造られます。

 

また最近注目されている品種ペコリーノ。

アブルッツォ州やマルケ州で主に栽培されています。

熟すのが早くて、糖・酸ともにしっかりと乗ったブドウです。

 

お料理は、シェフがアブルッツォの郷土料理にチャレジ!

ワインに合わせてご提供しました。

 

①ヴェントリチーナ、モルタデッラ、オリーヴの盛り合わせ

ヴェントリチーナはさわやかな辛みのあるアブルッツォのサラミで、上の写真の赤色のハム。

モルタデッラは残念ながらアブルッツォ州のものを入手できず、エミリア・ロマーニャ州のものを。

オリーヴはグリーンとブラックと、アブルッツォ州のものです。

 

②サクラエビのマリネ

生のサクラエビをサフランを効かせたオイル、野菜やハーブと一緒にマリネ。

オリーヴオイルもアブルッツォ州産のものを取り寄せました。

 

③パッロッテ・カーチェ・エ・オーヴァ

メニュー名を見て、みなさん何が出てくるのか期待を膨らませていたことと思います。

登場したのはコロッケのような丸いものとトマトソース。

Pallotte cacio e uovaは、れっきとしたアブルッツォの郷土料理です。

お肉を使わず、パンとチーズと卵でできたお団子にパン粉を付けて油で揚げています。

おそらく残った食材で美味しく見栄えのある料理として定着したのではないでしょうか。

ソニアさんがご自身のFacebookでご紹介していたのを拝見して、これはぜひシェフに作ってもらわなければとリクエストしました。

ほどよい触感とチーズの風味がある素朴な美味しさ。

ワイン会のアンケート結果で、一番気に入った料理の第一位でした。

 

④キタッラのアマトリチャーナ

アブルッツォのパスタで有名なのがキタッラ。

イタリア語でギターを意味するchitarraがそのまま名前になっています。

なぜそのような名前になったかというと、ギターのような道具を使って麺をつくるからです。

なんとシェフ、今回のワイン会のためにキタッラ製造機を買っちゃいました。

 

上の写真が作っているところ。

平たく伸ばした麺を弦の上に置き、麺棒で押し回して弦で麺を切ります。

アマトリチャーナはトマトソースを使わずビアンカにしました。

グアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)と玉ねぎを炒め、仕上げにペコリーノ・チーズをたっぷりかけて麺の美味しさを味わっていただくスタイルに。

 

⑤仔羊肩ロースのロースト

人間よりも羊のほうが多いと言われるアブルッツォ州。

ですので、メインのお肉は羊で決めていました。

塊のお肉に塩とハーブを染み込ませて焼き上げて、シンプルに盛り付け。

最後のワイン、サン・クレメンテの凝縮した力強い果実味をソース代わりになって、仔羊の旨味を広げてくれたのではないでしょうか。

 

このたびお世話になったマルカイコーポレーションの汲田さん、森川さん、ありがとうございました。

ソニアさんの通訳とお話の補足をしていただきました。

お二人のアブルッツォへの想い、カンティーナ・ザッカニーニを訪ねた時のエピソードなども聞くことができてよかったです。

 

カンティーナ・ザッカニーニの画像もプロジェクターを使ってたっぷりご紹介。

ワイナリーへ訪ねたような気分を味わえました。

 

最後に記念撮影を一緒に。

Grazie mille!!!

 

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